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至アフターアワーセッション

2006.11.14

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昨夜(月曜)はマリーで、あの最強の湘南Jazz Trioのライブ。いつもの小野さんが彼女と親戚の女流作家さんを連れて見に来ていた。

2ステージ目、阿部さんのシングルノートが限りなく自由に浮遊して絶頂をむかえた。乗ってくるとどんどんタッチがしなやかになっていく! そのころ、蒲田でライブハウスをやっている(いた)という二人づれが、通りすがりに音だけ聴いて店に入ってきた。

阿部さん、2ステージで完全燃焼すると、カウンターにへたり込んで、寒いといって自分のブルゾンを引っ掛けて小さくなってしまった。汗かいたから寒いというが、もちろん完全燃焼である、縮こまってしまった彼の姿は腑抜けにみえるほど。小野さんが「長生きしてください」とかいってるし。

マリーさんから、頂き物というとっておきの日本酒をコップに注いでもらい、ほんとに旨そうに飲んでいる。そこに小野さんが、The Very Thought of Youのシートでリハモをレクチャーされにくる。阿部さん、メロディー見ただけでリハモの流れが頭の中で鳴り響いてしまうようだ。コード楽器ウラヤマシス。

マリーサイトにアップ予定の収録は今回成功みたい(2ステージからピアノマイクをいれたのだが、収録はちょっとオフマイクすぎたか)。毎度たまらん演奏だ。

上り終電に乗ると阿部さん一人で店を出て行った。風邪ひかんでください。しかしマリーは終わらない。こちらもセンス抜群の小野さんがやりますか?とかいうので、私も楽器をリュックから引っ張り出す。楽器をしまってしまったベースの上田さんもマリーのベースの生音で参加。私もマイクレス。大沼さんはまたしても聴きに徹するのかと思ったら、まぜて?っていうw

ということで、なんの打ち合わせもないアフターアワーセッションのはじまりだぁ。The Very Thought of You。

http://www.sunamajiri.com/live/marry20061113_8.mp3

小野さんは先日のトリプル枯葉の噂を小耳にはさんでて、なにせシャンソンの先生でもあるわけで、じつは今夜は枯葉をやりたかったらしくて、ブルースを断られ、酉はフランス文学に造詣の深い小野さんとの枯葉(音源5)。もう真冬だから葉っぱ落ち尽くしって感じw 上田さんのベースサイコー! きもちえかった!

http://www.sunamajiri.com/live/marry20061113_9.mp3