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大磯Bopライブ

2007.05.31

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昨夜は大磯すとれんじふるうつで、ペットの小林成行さんフロントのバップイン大磯ライブ。行きの車で酔ってしまったようで、ライブ中、帰ってきてからもまだ酔っている(酒ではなく)。そんなかでちょっとしんどかった。

ピアノがすとれんじ初の金子亜里紗さん。ベースが上田基さん、ドラムがニューオリンズ帰りのみのっちさんでした。

2セットを、小林さんの選曲で、バップ中心に。

1セット
1. Dance of the Infedeles
2. Woody'n you
3. Old Folks
4. Cheryl
5. That's All
6. Crazeology

2セット
1. Parisian Thoroughfare
2. Good Bait
http://www.usako.info/LIVE/20070530_GoodBait.mp3
3. Our Delight
4. Everything happens to me
http://www.usako.info/LIVE/20070530_EverythingHappens.mp3
5. Donna Lee
6. Buzzy

それにしても、フルートだとバップにすればするほどフォーミュラ的につまらなくなるところがあるので、私はひたすら飛ばし役(なお、上記音源は暫定アップです)。

バップは、私にとってはアティキレーション(音符やフレーズの区切り方)だ。管楽器では拍裏でタンギングし、かつイーヴンということだろう(あまり意識したことないので、思うにということだが)。

ところが、サックスと違い、このアティキレーションをすればするほど、フルートでは地味な音になっていってしまう(フルート的な超絶技巧では、これと逆な方法でアティキレーションを考える、ラテンや16ビートにフルートが向いているのはそのため)。そのためリズム的なスーパーインポーズ(緩急)をどうしても意識的に多用することになる。そうすると、どうしても狭義のバップという様式には収まらなくなってしまう。

フルートがソロ楽器で登場するのはハードバップ以後なのもうなずける。このまえAdaさんに、BopとHard Bopの違いを質問された。

もちろんリズム隊的な違いもあるが、フロント的には、Bop時代はコード分解などで、とにかく埋めつつ上記ののようにアティキレーションで歌うのに対して、ロリンズやコルトレーンは、その埋めまくることへ変則(スーパーインポーズ)をもたらして、歌うことが重視される。
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フルートはそんなHard Bopをさらにデフォルメするときに、ソロ楽器として引き合いに出された楽器なので、肩身が狭いのかもしれない。

私が重視するのは、アティキレーションでも緩急でも、とにかくアドリブで歌えることなので、バランスよくできればOKという感じだろう。要はBoppishかどうかで、たとえばバイオリンならバイオリンの、ハーモニカにはハーモニカのバップ表現ないしスタイルがあるということだ。

今夜は亜里紗さんが、指を缶詰で怪我してバンドエイドをしてきたのだが、しょっぱなからバンドエイドをはずして弾きまくっていた。大丈夫だったんでしょうか?

3セット目はセッションで、小野さんの生徒さんのなっぱさんや、小野さんと真知子さん、にゃさん、ズッキーさんもいらしてセッション。その間、亜里紗さんは、すとれんじのマスターの小黒さんと、LP話で意気投合?していたようだ。

ということで、皆様、お疲れ様でした。