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はじめに音楽ありきになれないフルートの人たち

2011.02.24

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ツイッターでのつぶやきの載録。

フルートの生徒さんとの雑談。フルートの人ははじめに音楽ありきの人がすくなくて困る。きれいな音をだすとか楽器とかそういうオタクがおおくて、グルーブの心地良さとか、そういうところからアプローチしてこない。だからいつまでたっても音楽にクラシカルな認識でしかアプローチできない。(7時間前) Twitterから

雑談2。フルートの前に音楽ありきになれないのに、フルートでなんとなくジャズがかっこ良さそうとなる。だけれどスケール練習とかはやらない。それなら書き譜でビックバンドを薦めたくなるが、フルートオンリーだとビックバンドに居場所がない。ジャズっぽいこと、といわれても・・・(7時間前) Twitterから

所詮笛はクラシックでも効果音。音楽の主要部をやるためには、交響曲を小編成にアレンジしたり、独奏になったりするが、そういうフルート音楽ばかりに興味を持つと、今の音楽のグルーヴとかビートとか、主要部に関心がいかない。でもなんとなくかっこ良さそうだから、というのでスケール練習しろとw(7時間前) Twitterから

はじめに音楽ありきという、幸福感をフルートの生徒さんにもっとわかってもらいたい。笛で音を出す前に、もっと音楽を聴いて楽しもう。そして楽しい音楽をどんどん吸収しよう。そこからはじめてジャズフルートの可能性が出てくるのよ。エチュードをもらえると思うレッスンは絶対にだめ。(6時間前) Twitterから

極論すると、ソノリテで笛の音を高める前に、音楽を聴く耳、その楽しさを養わなきゃだめ。とくにフルートは音楽の主要部ではない。だからこそフルート以外にある音楽というものを、もっと楽しんでほしい。そうしないといくらソノリテしたって、楽の音はでないんじゃないの?(6時間前) Twitterから

頂いたコメントとレス

Haさん

聞きかじり、読みかじりですが、ソノリテなどフルート奏法のメソッドを確立した巨匠モイーズも、何よりもまずは音楽ありき、で、よりよい演奏をと追求していく中に音色とかフルート奏法とかがあって、みたいな事を、モイーズ限らず、ジャンル限らず、巨匠の皆さま異口同音で語ってますね。(2時間前)

かおる♪フルート

そうそう、音楽が好きなんじゃなくて、フルートが好きなだけの人って、ダメ人間にみえちゃって・・・・・www だってフルートだけだとフルート音楽にしかならなくて、そんなのマニアしか感動しないんだし。もっとグルーヴ、もっとビートとか、クラシックでもおもうからなー。(1時間前)

Hさん

とかいう私も「フルートが好き!」から始まっておりまして、今でこそ「音楽ありきで手段がフルート」になりまし たが、そこの境界線みたいなのを行ったり来たりしていましたなぁ。。かおる♪フルートさんにはない感覚ですよね(^^;;(29分前)

かおる♪フルート

たぶんいわゆる音楽好きなら、あえてフルートは選ばないからなー。そういうこと意識する前にたまたま笛ふいてたという感じで。いまなら選ばない気がするというか。中川昌三さんが私の顔みると、フルートは嫌いだ嫌いだといいまくるんだけれど、だからわかってるよとwww(6分前)

ぷかぷか、ふわふわ、浮遊感大好きなので・・

2011.02.24

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浮遊感のない音楽なんて・・・・。ジャズだってバッハだって浮遊感があるから音楽。

ということで・・・・・そう、お空をとぶのが一番好き。ふわっと浮いてるのが好き。ふわふわ、ぷかぷか・・・・・。ということで久々にはまっています。フライトシム。

スイスアルプス。

10月にいったジャックさんの、フランス、ローヌ地方にある、お城の界隈を空中散歩

タイルプロクシーというフリーソフトで、フライトシムにグーグルアースの衛星写真をレンダリングできます。

旧世代のフライトシムだと、衛星写真はちょっと移動するとボケボケになっていたんですが、ふわふわじゃなく、すいすいフライトしてても、ちゃんと描画(レンダリング)されるから、もう天国!

こちらはキーウェストからマイアミ


こちらはオランダからパリへ降下するまでの20分間


こちらはパリの空中散歩。ベルサイユ宮殿からパリ中心、そしてシャルルドゴール空港です。

もう、おうちにいながらにして、世界旅行気分で、とっても満足です。しかもグラフィックスがとてもキレイ! 

こちらは、羽田から九州へ、国内線も、なかなかいい気分。

映画でみるCGは、一こまずつ絵を何時間、あるいは何日もかけて、コンピューターが計算してレンダリング(描画)したのを、アニメのように動画にします。

それに対して、フライトシムは、リアルタイムにレンダリングされるCGとしては、いまのPCの性能のMAXです。まともに動かそうとしたら、電源だけで850W級のPCになってしまうかも。

日本でも10年ぐらい前までは、フライトシムがパソコンソフトのベストセラーで、PCショップにいくとフライトシムの専用棚が必ずあるほどだったのに、いまや日本人には見向きもされません。

でも欧米、とくにヨーロッパ人には根強い人気で、どんどん新技術、新データがリリースされています。日本人はだーれもやらないんですが・・・・ww

日本ではコンピュータというと、ロボットとか、人工知能とか、ナレッジなんとかとか、そんなかんじになるみたいですが、西欧人は、俺様のための世界をコンピューターがバーチャルに作れ、という感じで、カルチャーが根本から違うと思う・・・。

こちらは私の作品ではないですが、同じくタイルプロクシーで飛んだヒマラヤ。

この寂寥感は笛のアドリブに似た快感があります。

どうですか? あなたも音楽するみたいに空中散歩してみませんか?ww