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春の大雨の小野さんナイト

2008.04.09

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ちょっと予定外にメンタルに落ちています。たぶん来週の後半はもっと暴落するであろうことは、うすうすきづいていたんですが・・・汗。

季節と天気というのもあるのだが、まあ要するに金欠ということに尽きるわけです(まあいつものことですが)。そんなではあるのですが、昨夜は大雨の中、マリーで小野さんがピアノBGMの日でした。

最近、マリーでは毎週月曜日、ピアニストがソロで登場するんですが、小野さんが翻訳仕事が一段落したとのことで、今回は小野さん。

それにしても翻訳とかWEB関係の在宅仕事は主婦とかやりたい人が殺到したため暴落していて、時給100円労働の世界。アニメの下請けとかと同じレベルで、もう中国人の給与レベル。コロニアリズム(植民地支配的)で、英語圏のネイティブさんでないと金にならないようにできているそうです。

とくに出版翻訳なんか、ジャズより厳しく、日本で10人しか食えない市場らしいですからねー(それだけ食えなくてもやりたいと殺到するという意味で)。いつも、ジャズのほうがまだ金になるなと言ってる始末。えーーー!!

とにかく20万稼ぐのが異様に大変になったね。バブルのころならあっという間にそのぐらいの稼ぎになったのに。いまやバイトしようが何しようが、20万に届かせるためには死ぬ思いをする、いや死ぬかもしれない。中堅のサラリーマンなら楽かというと、もちろん過労死スレスレ。

それなのに物価だけやたらと上がる。個人の能力とか気力とかをとっくに超えている。わたしの周りなんてオーバードクター(博士号を持った低所得者)だらけですよ。それこそ、楽で安定できるのが役人か囚人だけという、もう中国の強制収容所って気分ですね。どうなるんでしょうねこの国。

ところで、今夜のマリー、大雨のためか、バーのお客さんが、前半ゼロだったので、それではとわたしも参加でデュオで遊んでしまいました。そんな中から数曲。

この前お客さんに、すなさんの前世は鳥にちがいないといわれ光栄だったのですが(だってジャズにとってバードというのはスペシャルすぎるワードですからね)、そういえば私のテーマ曲って、Skylarkだったのを忘れてました(音源)。

I Cover The Waterfrontもちかごろやってないですね(音源)。

そして、わたしがジョビンの中で多分一番好きなLIGIA(音源)。

たしかオリジナルはスローボサを通り越してクラウスオアーマン編曲のスローのフォービートですらあったとおもうんですが、その行き着いた先というジョビン晩年の代表曲ですよね。なんか切ないなー。