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マリーライブだったです。

2007.10.27

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台風がきてるそうで雨のマリーライブでした。客足もいまいちで、わたしは鬱がかなーり悪化中で、いつまで生きてるかわからないコンディションだったので、のんびりやることに。

いや、落ち込んでいるのではない、たぶん今三億円の宝くじがあたっても、たぶん鬱だろう。病気の域だ。神谷さんからきいたが、15年ぶりにアメリカから帰国した女性が、久しぶりの日本で、成田についたとたん、みんな暗い顔をして、死んだような目つきをしてるのにショックをうけたそうだが、一億総うつ病社会みんなでわたれば怖くない、なのである。

メンバーは、華子のピアノに、ベースがMO-Greenさん、ドラムが高村君でした。

前半、MO-Greenさんが、エレベで登場。My Ideal()。Maiden Voyage(

MC中に名前の由来をきくと、関西人らしく饒舌に語ってくれました。いわく、ジャズミュージシャンは貧乏だ→よって、彼女に食わせてもらうのが通例だ→寝起きに今日の小遣いをもらう→100ドル紙幣をグリーンという→彼女が黒人なら、モアをモーと発音する→もっと百ドル札をくれ、それでモグリーンと名乗っているそうだ。

華ちゃんが、せっかくだからウッドベースでききたいということで、後半はウッベで。Georgia()。

NYにいってしまったなか~やを追悼して(殺すなw)、アルトフルートでAutumn In New York ()。移調譜面だからいまいちコードがつかめんかった、あたた(汗)。

ということで、当分、私は寝ています。さいなら。

PS ところで最近の大好きピアニストベスト3のDavid HazeltineのライブがNY時間October 27 at 4pmに生中継されるらしい。頭がこんがらがってるんだが日本時間は今日の夜中??

羽全開マリーインプロプロジェクトライブ

2007.09.29

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昨夜は、茅ヶ崎マリーで私のインプロプロジェクトのライブ。

今回は阿部さんのピアノ、上田さんのベース、なか~やのドラム。ほとんど感動のバッキングで卒倒ものでした。


A Time For Love
http://www.sunamajiri.com/live/20070928_06atimeforlove.mp3
Autumn Leaves
http://www.sunamajiri.com/live/20070928_01kareha.mp3
Maiden Voyage
http://www.sunamajiri.com/live/20070928_03maiden.mp3
Misty
http://www.sunamajiri.com/live/20070928_04misty.mp3
Blue Monk
http://www.sunamajiri.com/live/20070928_07bluemonk.mp3

いやじつは、私も鬱なのです。今日なんかお客さんに、顔色わるいですねといわれるほど。やばいのです。阿部さんよりじつは具合が悪いかもしれない。

なんせ、ライブが終わると、ふつうなら気持ちが安らかになるものだと阿部さんにいわれたのだが、なんか終わっても、鬱っぽいのです。顔色が悪い、やばいですねー。

しかし、セラトニンレベル絶不調のくせして、私のジャズ耳は、阿部さんのピアノに涙しているわけです。魂が解き放たれるのです。いや、最高のピアノです、感動するのですよ、ほんとうに。死んでもいいな(笑)。

それでなくとも、フルートだ。エアジンのオヤジがよくいうのだが、フルートだけは、バッキング次第で、というぐらい影響を受ける。いや存在感がない楽器なので、これだけ私好みのバッキングをされると、セラトニンが低レベルでも、汗だくで演奏するわけです。気持ちいいからねー。

去年、阿部さんのライブをみたときは、阿部さんが汗だくで、終了後は二周りぐらい小さくなっているのを目撃したものだが、今夜は私がその番。因果応報のような気分だ。

阿部さんは私より4つほど年上のようだが、お互い更年期だねーとか話す始末だったのだが、体力を気遣いあいながらも(笑)、2セット濃密でした。なか~や君がうれしそうにソロをとっていた。

今回は、お客さん?からうれしいプレゼントをいただく。明日、大船の鎌倉芸術館にメセニーとメルドーがくるのだが、行けなくなったとチケットをプレゼントしていただいた。これはセラトニンが・・・・。生メルドーをみるのははじめてだ。

マリーのインプロプロジェクト、なかーやくんもこの面子最高、というのでまた年末にでも。そのころまで生きてたらね!

明日は阿部さんとマリーライブ

2007.09.27

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明日(金曜)は茅ヶ崎マリーで、阿部さんとのライブです。

09月28日(金曜)20:30~
大本薫ジャズフルートライブ
大本薫(FL)、Pf 阿部紀彦 Bs 上田基 Dr 中屋啓之
茅ヶ崎マリー
http://chigasakimarry.12gbfree.com/
チャージ2500円(1ドリンクこみ)

周りをみると、案外ジャズを聴き始めたのが遅い輩が多い。大学入ってからとかね。私が小学校半ばあたりでジャズ漬けになったのだが(その後、一時期飽きていたが)、中屋くんなんて、二代目だからもう胎教かもね。

そんなジャズ耳からいっても、去年、はじめて阿部さんのピアノを聴いたときは衝撃的だった。なんというフレーズの泉、なんという歌い方、なんというタッチ、なんというテクニック。NYでもこんな衝撃を受けたことはなかった。

小野さんをはじめ、周囲の人間が間違えなく日本一のジャズピアノという阿部さん。そんな彼とのライブが実現する。

彼はまるで命を削るような演奏をする。命がいくつあっても足りゃしない。そのためもあるのだろう、阿部さんといえばひどい鬱らしい。最近では歌伴以外は出てこない。私も夏場からずっと落ちているのだが、桁違いにかなーりつらそうである。

そんなお話をさっきしていて、明日は気楽にやりましょう、となった。はたしてリラックスするか命を削りあって即死するか、どっちに転ぶか出たとこ勝負というのが、まさにジャズである。計画出産のジャズは苦手だ。

10月は月末ライブ以外、スローダウンさせるので、当分の見納め、ぜひおこしください!

夏と秋が空で交錯中

2007.09.04

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今日は久しぶりに蒸し暑いですが、だいぶ秋めいてきた。

さて、今週土曜の茅ヶ崎マリーは↓です。

9/8 (土) Pm8:30~ ジャズボーカルライブ
Vo 安石よし美 PF 小野智司 FL 大本 薫  Bs 大田雅文 Dr 田所 主裕
1ドリンク付 ¥2,500

マリーライブで温泉withしふみん

2007.08.25

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夏ばてもなんのその、昨夜は久々のマリーライブ。なんせ夏休み中だもんね・・・。

メンバーは、大本薫(FL)、Pf 斉藤華子 Bs 宮本詩史 Dr 中屋啓之。

ばててるかなとおもいきや、数回、フレーズのホットスプリング状態に入滅できて、ひさびさにハッピータイムでした。

しふみんを念頭にかわいいナンバー
http://www.usako.info/LIVE/20070824marry_04.mp3

をやったりしつつ、しだいに温泉状態が加熱。
http://www.usako.info/LIVE/20070824marry_05.mp3
http://www.usako.info/LIVE/20070824marry_07.mp3
http://www.usako.info/LIVE/20070824marry_10.mp3

中国娘のアルトフルートをライブで初使用。
http://www.usako.info/LIVE/20070824marry_02.mp3

アルトフルート面白いので、近いうちに楽器をやっぱり買い換えよう。

しふみんのおっかけというおじさまや、ドラムの成川さん、ナメさん、小野さん、内田さんなどなど、ご来場感謝です。

小野さん、ナメさん、しふみんのアフターアワーセッション。
http://www.usako.info/LIVE/20070824marry_12.mp3

夏ばてというわけではないが、メインのデスクトップPCのOSがついに末期症状。Win32ファイルの一部が破損してるのだとおもうのだが、エクスプローラーがハングアップしまくって、どうにもならない。

なので、なれないノートで日記を書いてます。音源編集も。

夏ドキな8/24ライブwithしふみん

2007.08.21

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相変わらず暑くて、五体が解体しそうです。

きのう、久しぶりにマリーにチラッと寄ったら、Shiroさんのライブがちょうどおわるところだったんだが、Shiroさんげっそりしてる。きくと、夏ばてで、まったく食欲がないという。ちなみに、わたしはなぜか食欲はあったりするのだが・・・・。

さて、そんなサマータイム

http://www.usako.info/LIVE/ieren006.mp3

な8月、目一杯ライブを減らしていたのですが、8月24日は茅ヶ崎マリーで私のライブです。

08月24日(金曜)20:30~
大本薫ジャズフルートライブ
大本薫(FL)、Pf 斉藤華子 Bs 宮本詩史 Dr 中屋啓之
茅ヶ崎マリー
http://www.sunamajiri.com/marry/
チャージ2500円(1ドリンクこみ)

今回の目玉は、ベースのしふみん。売れっ子でなかなかブッキングがかなわないのだが、今回念願かなって・・・。彼女は実家が茅ヶ崎なのに、茅ヶ崎での演奏はめったにない。お聴きのがしなく!

後半はセッション可能ですので、プレーヤーの皆様もめいっぱい絡み付いてください(なんか暑苦しいね)。

調子がよければ、あの吹きづらいことこの上ない中国製のアルトフルートもひっぱりだします。

http://www.usako.info/LIVE/ieren007.mp3

それにしても最近、PC相手に日課してるんだが、やたら悪乗りがちになるみたい。なんせインタープレイとは無縁の相手だしね。
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マリーライブでありさるんるん♪

2007.07.01

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昨夜は、茅ヶ崎マリーで私のライブ。

今回は初のメンバーで、ピアノが、ありさるんるん♪(金子亜里紗)さん、ベースが調布方面からきていただいた佐藤忍さん、ドラムがなか~やさん。

梅雨の小雨がまとわりつくような夜だったが、20人近いお客さんがいらしてフルハウス御礼です。

1セット50分、2セット40分で。小野さんがゴムマリのようなノリ(なんじゃそれ?)と形容する亜里紗のピアノに転がされて気持ちよくプレイ。

佐藤さんは、フルートだからとバランスを考えてくださり、ベーアンを使わない。しかしベースの音はアンプを使う人よりよく聞こえる。これは気持ちよい! ドラムのなか~やさんとのインタープレイに固唾を呑む。これは幸せだ。

じつは私は子供の頃より梅雨時、関節が笑ったようになってしまって、指が楽器に吸い付くような快感が得られなくなってしまって泣くのだが、今日は少しは指が回ってくれたようだ。気分次第という話もあるからね。

今日はレコーダーをいつもと違ってピアノの上にのせたのだが、やはりフルートがオフマイク気味にとれてしまった。ところがアンプレスのベースがよく録れている。こりゃすごいわ!

Sweet Georgia Brown()、I Love You()、Misty()、My Little Sueade Shoes()。

後半はプレーヤーも集まってきたので、3セット目はセッション()。参加者は、サムさん、ベイカーさん、zuckyさん、ブラジルフルートのIさん、K川さん、ピアノの小野さん、中学生のスーパールーキーエレベ、そしてなか~やの友達のボーカルでした。

3セットおわってメンバー紹介をとおもったら、亜里紗がるんるん♪とハッピーバースデーをプレイ、今日は花束責めになってしまったのだが、小野さんと私のバースデーウィークだったので、ふたりでケーキセレモニー。

ベースの佐藤さん、もうマリーの常連さんと打ち解けている。はじめてきたとはおもえない。非常にナイスガイだ。また8月か9月にこのセットが実現しそうな気配だ。なんと彼はこれが終わって大塚にワープだそうです。偶然、もう一本バースデーパーティーで朝までらしい。

NYと茅ヶ崎を半々で生活しているリスナーの清水さんがいらしてくださり、こんどNYに遊びに行こうなどと話す。

私は、なか~やさんとびっくりドンキーで飯。食いすぎた。あそこのハンバーグでかすぎる。ヤバイ。

亜里紗さんが8月白樺湖大強化合宿するぞー!とかいっております。小野さんの蓼科の別荘もあるし、この前の八ヶ岳の別荘にもピアノあるし、夏は湘南ジャズ陣が高原へ大移動? 涼しくなりたい!

エアジンで板倉さんとフリー

2007.06.08

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昨夜は横浜は関内のエアジンで、板倉克征氏のピアノソロライブに遊びに行ってきた。

板倉氏は、フリージャズのヴァーチオーゾ。彼によると、インサイドピアノとか、いわゆる現代音楽のアヴァンギャルドな奏法はもう古いという。

楽器持って遊びにおいでよ、と何度か電話をいただいたので、あの焼肉臭の漂う急な階段を上り詰めてエアジンへ。

エアジンといえば偶然なのだが、今日家を出る前にメールチェックをしたら、先日エアジンでプレーさせていただいた北條直彦氏よりメール。

フルートの現代音楽奏法の記譜法とジャズでの拡張奏法の可能性について教えてほしいので、わざわざ私のほうに出向くとかいっているのだが・・・・。

北條さんといえば、ジャズピアノも超一流なのだが、芸大作曲家出身で現代音楽の作曲家としても定評がある。

エアジンで、マスターや板倉さんにこの話を振ってみた。というのは、現代音楽の奏法は、記譜がある意味不可能だ。ましてフリーとなると、記譜する意味がない。

現代奏法を完璧にこなし、しかもジャズをやるのは、世界的にみて中川昌三さんしかいない。マスターによるとエアジンにもよく遊びにくるが、私のほうがジャージーだという。

さらに、中川は武満徹のおかかえで、武満は中川のために記譜していた。つまり拡張的な奏法は、固有のプレーヤーを前提にしてしか記譜法が存在できないのだ。北條氏が、私というプレーヤーを前提に記譜法を開発したいといってきているのには、私も驚きだ。

まあこんな話でもりあがる前に、演奏も盛り上がった。板倉さんは今日は半分以上スタンダードをやっている。ところが私が入るといきなりフリーをけしかけてくる。これが楽しい(まあ聞いているほうはどうかしらんが)。

板倉さんが、あいつは上手いという、ドラムの龍さんと、中央線方面でいつも俊龍劇画というデュオをやっているというフリージャズのペットの増子さんがたたずんでいる。いやほんと佇んでいるのだ。

彼は、食べないし寝ないという。今日も一週間寝てないという。彼のペットのケースはやたらでかいのだが、中には猫缶とマタタビ。野良猫とじゃれるのが趣味だという。

板倉さんの演奏中、そして私の演奏中、彼は伏せて寝てしまう。ところが真剣に音に意識を飛ばしているらしい。不思議な男だ。フルートは、なかなかいないから遊んでという。

彼は邪魔しないといって、ステージの私の後ろの椅子に座って、ただペットでゆらめいている(♪)。

http://www.sunamajiri.com/live/20070607_2_1.mp3

そっからころんで、いつのまにかユードントノーに聴こえてしまうギグ(♪)を。板倉さんと「いやー変態!」と握手。フリーって癖になるから怖い。

http://www.sunamajiri.com/live/20070607_2_2.mp3

エアジンのマスターによると、フルートは、しっかりしたピアノトリオさえつれてくれば、サウンドになる。ある意味、フルート奏者の役目はピアノトリオを育てることだ。エアジンによく出る小宅珠実も結局そうだという(彼女の場合、ラテンにとんずらしないのは、オリジナルが売りだかららしい)。

あとはジャズ語で飛ばせるかどうかだ。たしかにそのとおりで、フルートはブラス(ペットやサックス)と違い、リズムを引っ張ろうとしても飛んでるだけになりがちなのだ。なら飛んでしまえ。

私がエリックドルフィーは、フルートで曲をガツンと始められる唯一のジャズフルートだというと、マスターが、ドルフィーほど世の中に恨みつらみで演奏したやつもいない、ブッカーリトルみたいにド下手だ、とか話が飛んでしまった。

ちなみに、板倉さんに、自宅でスタンダードを弾くこともあるのかと訊くと、疲れるとスタンダードを一人で演奏するという。疲れるとは音探しをひたすらやっているという意味だそうだ。きっと一日中ピアノをさわっているのだろう。前は二台のグランドが自宅にあってひたすらさわってたらしい。すげえな。

マリーでてっつとマターリ

2007.06.01

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昨夜は、夕方、てっつを大関にはじめて連れて行って、小野さんと3人でとんかつ。

毎日のように温泉にいく小野さんと別れて、てっつと私は茅ヶ崎マリーへ。

ミニライブといっても、気心知れた仲で、音を気楽に出そうというミーティングで、ベースにはずいぶん前にシゲゾーをブッキングしていたのだが、残念なことになってしまったので、香子ちゃんセッションによく出没する太田さんにお願いした。

太田さんのベースとてっつのギターと私のトリオで、50分ずつ2セット。初顔合わせにしては、けっこう息が合って気持ちよい。

http://www.usako.info/LIVE/20070531endingblues.mp3

今日はものすごい雷雨で、それもあってか、残念ながらお客さんはほとんどおらず、2セット目で、神谷さんやkonanさんがきただけでしたが、むしろ演奏に徹して楽しい一晩でした。

またやりましょう!

大磯Bopライブ

2007.05.31

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昨夜は大磯すとれんじふるうつで、ペットの小林成行さんフロントのバップイン大磯ライブ。行きの車で酔ってしまったようで、ライブ中、帰ってきてからもまだ酔っている(酒ではなく)。そんなかでちょっとしんどかった。

ピアノがすとれんじ初の金子亜里紗さん。ベースが上田基さん、ドラムがニューオリンズ帰りのみのっちさんでした。

2セットを、小林さんの選曲で、バップ中心に。

1セット
1. Dance of the Infedeles
2. Woody'n you
3. Old Folks
4. Cheryl
5. That's All
6. Crazeology

2セット
1. Parisian Thoroughfare
2. Good Bait
http://www.usako.info/LIVE/20070530_GoodBait.mp3
3. Our Delight
4. Everything happens to me
http://www.usako.info/LIVE/20070530_EverythingHappens.mp3
5. Donna Lee
6. Buzzy

それにしても、フルートだとバップにすればするほどフォーミュラ的につまらなくなるところがあるので、私はひたすら飛ばし役(なお、上記音源は暫定アップです)。

バップは、私にとってはアティキレーション(音符やフレーズの区切り方)だ。管楽器では拍裏でタンギングし、かつイーヴンということだろう(あまり意識したことないので、思うにということだが)。

ところが、サックスと違い、このアティキレーションをすればするほど、フルートでは地味な音になっていってしまう(フルート的な超絶技巧では、これと逆な方法でアティキレーションを考える、ラテンや16ビートにフルートが向いているのはそのため)。そのためリズム的なスーパーインポーズ(緩急)をどうしても意識的に多用することになる。そうすると、どうしても狭義のバップという様式には収まらなくなってしまう。

フルートがソロ楽器で登場するのはハードバップ以後なのもうなずける。このまえAdaさんに、BopとHard Bopの違いを質問された。

もちろんリズム隊的な違いもあるが、フロント的には、Bop時代はコード分解などで、とにかく埋めつつ上記ののようにアティキレーションで歌うのに対して、ロリンズやコルトレーンは、その埋めまくることへ変則(スーパーインポーズ)をもたらして、歌うことが重視される。
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フルートはそんなHard Bopをさらにデフォルメするときに、ソロ楽器として引き合いに出された楽器なので、肩身が狭いのかもしれない。

私が重視するのは、アティキレーションでも緩急でも、とにかくアドリブで歌えることなので、バランスよくできればOKという感じだろう。要はBoppishかどうかで、たとえばバイオリンならバイオリンの、ハーモニカにはハーモニカのバップ表現ないしスタイルがあるということだ。

今夜は亜里紗さんが、指を缶詰で怪我してバンドエイドをしてきたのだが、しょっぱなからバンドエイドをはずして弾きまくっていた。大丈夫だったんでしょうか?

3セット目はセッションで、小野さんの生徒さんのなっぱさんや、小野さんと真知子さん、にゃさん、ズッキーさんもいらしてセッション。その間、亜里紗さんは、すとれんじのマスターの小黒さんと、LP話で意気投合?していたようだ。

ということで、皆様、お疲れ様でした。

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